今回は『半径5メートルの野望』について紹介します。
最初の章で、ネガティブな感情を書き記しされているのを見て面を食らってしまいました。でも、後の章で、ご自身が夢を実現するために行っている考え方や行動に触れることができ、共感できるところが数多くありました。
チャンスは自分のすくそばにある
欲望が溜まり、夢が決まって、それを叶えたいと思った時に、その方法やチャンスはどこか遠くにあるような気になってしまいますよね。でも、遠くを見なくても、自分の半径5メートルの中に、夢につながるきっかけは絶対にあると思います。
夢を実現するには、夢に向かって努力をし続けている覚悟が必要になります。
チャンスはつかむのに見合うだけの努力をする人のもとに姿を現します。決して、ただ来ることを願っているだけの人のもとには姿を現しません。
チャンスは自分がいま関わっている人たちの近くにあります。縁を大切にして信用を積み上げていくことで、
チャンスを運んできてもらえるようになります。
自分の価値観で仕事をする重要性
「仕事」は休めるけれど、「自分自身」を休むことはできません。だから、自分にマッチした仕事、自分自身のやりたい仕事をしている人は、他の人からみて、仕事をずっとやっているように見えたとしても苦ではないのです。逆に、他人の価値観で見た「遊び」(付き合いのカラオケや飲み会)こそが、義務や仕事のように思えてしまうのではないでしょうか。それだけ夢中になれることが仕事だとしたら、私は最高に幸せだと思います。
自分自身とは片時も離れられません。自分の夢に向かっていることでないと、仕事として続けてはいけません。自分がやりたいと望んでいる仕事であれば、工夫もできるし、苦も無く努力もできるものです。
逆に、他人の価値観に基づいてやる仕事では、いかなる時であっても義務感を感じてしまって続けていくことができなくなってしまいます。
まとめ
最終章にある「自分の人生を最高傑作にする」という言葉は、自分自身が自分の人生を書き上げていくという想いが感じられ、とても印象に残りました。
自分に振り返って考えてみると、まず自分には夢があるのか、それを実現するための行動ができているのか、その点が明確になっていないと感じました。
夢を実現させるためにも、日頃から意識していきたいと考えています。