教えたことを理解して、成果を上げるために重要なこと

今日は『「分かりやすい教え方」の技術』について紹介します。

「生徒はお客様」こそ、「教える」にもっとも必要な精神にもかかわらず、いちばん忘れられている心構えです。先生の役目は生徒というお客様にサービスをすることなのです。
ただしここでいうサービスとは普通にイメージされる程度の狭い意味ではありません。もっと根源的な「生徒を伸ばすことを最終目標とする」、あるいは「生徒が主役と考える」というような心構えです。「教える」とは、先生としての義務の消化ではなく、「生徒が喜ぶ」ことで初めて成立するのです。

私たちは「教える」場面に立つと、教える相手を「目下の者」と見てしまいがちです。本来、教える相手は自分の持っている技能を提供する「サービス提供先」なのです。

「教える相手が幸福になる」ことを支援するために、以下のことを行うことが大事です。
・幸福になるために必要としている技能を求めている相手に対して、いかにその技能を理解してもらうか。
・提供した技能を生かして、相手がいかに成果を上げるもらうことができるか。

自分も教える場面になると、「自分の方が立場が上である」と思い違いをしてしまいます。
教えた相手が技能を理解して成果を上げることが、最も重要な目標になるので、「生徒はお客様」という心構えを忘れずに、自分の持っている技能を提供したいと考えています。

この記事を書いた人

田嶋健一

「自分らしい人生を送りたい」というコンセプトで、自分が心地よく感じられることに日々取り組んでいます。

ブログでは普段から気になっていることを紹介しています。

ブログを通じて、自分が持っている力を「人のため」に使っていきたいと考えています。