今回はLPL養成講座の一環して行われる自主トレーニングについて紹介します。
自主トレーニングは直前に行われた講義で説明を受けました内容(今回は傾聴について)をカウンセラー役、クライアント役及びモデレーター(観察者)役に分かれて、実際に体験する場になっています。
カウンセラー役を初めて行ってみて感じたことをお伝えしたいと思います。
始めるはとても不安でいっぱい
開講前に読んだ傾聴の本及び第1講の講義中には、「聞き手本人の判断を加えずに、ただ話を聴くことが大事」ということが繰り返し出てきました。
自分が望んでいる方向へ話を持って行こうとし、相手の話をなかなか聞けない自分が、本当に「ただ話を聴いている」ことができるのか不安になりました。
実際にセッションを行ってみて
セッションがスタートしてみると、始まる前に感じていた不安はすっと消えていき、クライアントの話している内容に集中することができました。
クライアントが話されていた内容に関するフィードバックもタイミング良く返すことができました。
話が進んでいくにつれて、クライアントが自分自身を振り返ってみて、今までと違う見方があることに気付かれていました。
セッションを終えてみて
自分にも「クライアントの話を判断なしに聴くことができる下地があること」が分かり、自信が持てるようになりました。
逆に、自分が至らなかった点としては、「クライアントが求めている方向とは違うところに話を持って行こうした」点と、「カウンセラー役の自分が話す割合が多くなってしまった」点がありました。
今回得られた気づきを忘れずに、今後の修練を続けていきたいと考えています。