最近読み終えた本の中で、印象に残っている本がありました。
今回は、『「ひらがな」で話す技術』という本について紹介します。
こちらの本は、「相手にしっかり言葉を届かせるために、自分の話が相手にどう伝わっているかを常に意識して話す」かを、言葉づかいや声の出し方の面から説明している作品になります。
1.相手が理解できる話し方をする。
どんな言葉も相手に「ひらがな」で届く一音ずつ届くのは同じ。そこから、前後の流れを受け取ってようやく、本来の漢字の意味で理解するということができるということです。
(1)やさしい言葉で話す
聞いた後で、すぐに言葉が浮かび、意味をつかみやすくするために、相手の理解できるやさしい言葉で話す必要があります。
(2)「間」を空ける
話す際に、句読点を付けるように「間」を作るようにする。
「間」を空けることによって、単語が浮かび上がり、話にリズムが出るようになります。
2.自分が気持ちよくなる話し方をしない
話していて気持ちよくなったら、それは伝わらなくなるサインです。
何かを伝えたかったり、相手に自分のことを分かってもらいたい時には、自分が気持ちよくなる話し方を避ける必要があります。相手に不快な思いをさせてしまい、話自体を聞いてもらえなくなります。
3.相手に声を届かせる
相手が聞き取れない「ひらがな」は、存在しないのと同じ。どんなにわかりやすく話しても、声が届かなければ伝わりようがないのです。
自分が話している声を意識して聞くようにして下さい。
「言っているつもりのこと」が、ちゃんと相手に「聞こえる音」になっているかを確かめる必要があります。
まとめ
この本を読み終えて、11月4日に投稿しましたエントリー、『自分の話し方を振り返ったことはありますか?』で指摘された内容が、「伝わらない話し方」、そのものであることを痛感しました。
- 「言葉がこもってしまっていて、話が聞き取りにくいです。」
- 「相手が自分の話に関心を持っているかを感じながら、話をした方がいいです。」
自分の話を伝わりにくくしている、問題点とその解決法を知ることができました。
あとは、話す際に今回学んだことを意識して、自分の伝えたいことを相手にしっかり伝えるための努力を続けていきます。