思い込みを解くための方法(LPL養成講座より)

今回は、5/15(月)に参加してきました、LPL養成講座の自主トレについて紹介します。

クライアント役としてカウンセラー役の方に、「父はぼくを愛してくれなかった」という内容で、話を聞いてもらいました。

どんなセッションだったのか

第2講で説明のありました、思い込み(ビリーフ)を探求する方法を用いてのセッションを行ってもらいました。以下の手順で進んでいきました。

  1. そう考えているときの感情や行動について
  2. その考えを持ち続けていることのメリットとデメリットについて
  3. その考えが無くなったときの感情や行動について
  4. その考えを置き換えるとどうなるかについて
  5. ・内容を反対にする
    ・主語を入れ替える
    ・全て自分に置き換える
    ・〜(原文の内容)でも、そうでなくても、どちらでもいい

こちらの手法の特徴は、質問に沿って探求を進めていくうちに、「変えようがない」と凝り固まっている考えが、さまざまな見方を与えられることにより、「必ずしもそうではない」というふうに一歩離れたところから眺められるところにあります。
引いて客観的に見ることができるようになることで、自分の考え方に少しずつ変化がおきるようになります。

セッションを受けてみて

今回のセッションでは、自分が今まで意識していなかったことがつぎつぎと出てきました。

持ち続けてもメリットは少ない

「父はぼくを愛してくれなかった」という考え方を持ち続けても、そのことで得られるメリットよりも、被ってしまうデメリットの方が多いことが分かりました。
また、そう考えているときに感じる感覚よりも、その考えを手放して感じる感覚の方が心地よいことが実感できました。

自分自身に対しても同じことをしている

「自分が自分を愛していない」という置き換えを目にして、まさに今の自分が自分自身に向けて行っていることであることに気が付きました。
自分自身を愛せていないことが、自分に対して自信が持てなくなっていることにつながっているのではないかと感じています。

実は父が好きだった

「父が自分を愛してくれなくても、くれても、どちらでもいい」という言葉を目にして、涙がでてきました。
父は父なりに自分を愛してくれていたし、自分も父が好きだったことを思い出すことができたからです。
自分が「父が好きだった」ということだけで十分で、その上で父が自分を愛してくれたらとてもうれしい、そんなふうに思えるようになりました。

今回のセッションを経て、自分の中のモヤモヤがひとつ消えて、少し心が軽くなった感じがしています。
自分にもこのようなセッションができるようになるのか不安なのですが、試行錯誤しながら取り組んでいきたいと考えています。

この記事を書いた人

田嶋健一

「自分らしい人生を送りたい」というコンセプトで、自分が心地よく感じられることに日々取り組んでいます。

ブログでは普段から気になっていることを紹介しています。

ブログを通じて、自分が持っている力を「人のため」に使っていきたいと考えています。