変えられないものと変えられるもの

今回は『はじめての選択理論 人間関係をしなやかにするたったひとつのルール』について紹介します。

選択理論アイランドへの移住とは、私たちの内側にある願望や受け取っている情報にはそれぞれ違いがあるということを前提に、変えられないものは受け入れ、変えられるものは効果的にコントロールしようという生き方を選ぶことです。それが<外的コントロール>を手放すことに通じます。

相手の持っている欲求や願望はそれぞれ違いがあります。それを他人が変えることはできません。
自分の欲求の充足のために、外的な圧力を使って、自分の望むものに変えようとすることは、相手の反発を招き、人間関係を悪くさせます。
自分で変えられるものに注力し、その上で相手の欲求や願望を尊重して受け入れていくことで、相手の信頼を勝ち得て、人間関係が好転します。

選択理論的な生き方とは、自分で自分の幸せに責任を持って過ごすことです。他の誰かや過去のせいにして、いま自分が変えられることを放棄しない生き方です。

周囲のせいにして変わろうとしないことは楽かもしれませんが、幸せにはたどり着けません。
幸せになるためには、幸せを目指して自ら行動する必要があります。

この本を通じて、外的な圧力で欲求や願望を充足しようとしていたことが人間関係を悪くさせていたことに気付きました。
相手を受け入れた上で、自らが変わっていくことが、自分の幸せを追求する上で重要であると感じています。

この記事を書いた人

田嶋健一

「自分らしい人生を送りたい」というコンセプトで、自分が心地よく感じられることに日々取り組んでいます。

ブログでは普段から気になっていることを紹介しています。

ブログを通じて、自分が持っている力を「人のため」に使っていきたいと考えています。