話を聞くことの大切さ

今回は『心の対話者』について紹介します。

会話を実りあるものにするには、話すこと以上に、聞くことを大切にしなければならない。会話において、「聞く」という行為は、相手の「受容」を意味する。受容を一言で表現するなら、「あなたの話をしっかり聞きます」という姿勢のことだ。

「話を聞く」というと、話し手の話す内容に対して「肯定」、「否定」もしくは「助言」の働きかけをすることを連想されると思います。

話し手の立場になって考えてみると、「肯定」、「否定」もしくは「助言」をせずに、話した内容についてただ聞いてもらいたいと願っていることもあります。
その場合、聞き手の持っている既成概念や固定観念、先入観を脇に置いて、相手の話を聞くことに集中することで、話し手は「受け入れてもらえた」という安心感を得ることができます。
この安心感が、会話を続けていく上での土台になっていきます。

自分はこれまで、「肯定」、「否定」もしくは「助言」の働きかけをすることが、「話を聞く」ことととらえていました。
これからは、「相手の話を聞くことに集中する」を念頭において、会話をすすめていきたいと考えています。

この記事を書いた人

田嶋健一

「自分らしい人生を送りたい」というコンセプトで、自分が心地よく感じられることに日々取り組んでいます。

ブログでは普段から気になっていることを紹介しています。

ブログを通じて、自分が持っている力を「人のため」に使っていきたいと考えています。