自分の人生を変えたいと考えていますか?

2014-05-06 00.02.13

「自分の人生」を大きく変える方法

こんな経験はありませんか?

  • 「『自分の人生を変えたい』と考えているが、『変わりたいのに、変われない自分』にイライラしている。」
  • 「何をやっても成功せず、『どうせ変われない』と変化に対して逃げ腰になっている。」

一度切りの人生ですから、「最高の自分を目指そう、人生を劇的に変えていこう」と考えるのは自然のことでしょう。

たしかに、立てた目標に対してしゃにむに取り組み続けていけば、最終的に目標も達成し、自分の変わりたい姿へ到達できるようになります。

しかし、ポイントを押さえて目標の実現に取り組むことで、短い期間で目標が実現できるようになります。

そのポイントを学べるのが、今回紹介する『運命を動かす』(アンソニー・ロビンズ著・本田健訳・三笠書房)になります。

人生を変えるためのポイント

『運命を動かす』の内容の一部を紹介します。
あわせて、印象に残ったものについて引用していきます。

「決断」をした瞬間に運命は決まる。

これからの十年をどうすごしていくか。十年後の自分のために今日何をすべきか。

人生で起こることはすべて、喜びも悲しみもすべて、自らの決断に端を発しています。今決断したことが今日の気分を支配すると同時に、未来のあなたの姿を決めます。
あなたの運命を決定づけているのは、過去の出来事でも現在の出来事でなく、何に注目し、どんな意味づけをし、どんな行動をとるかという「決断」なのです。

苦痛と快感の原則

達成するだけの価値がある目的は、一時的な苦痛を克服しないと達成できない。

人間は、快楽を得ることよりも、苦痛を避けることのほうを重要視します。目的達成のためには、「やめたい行動」を「苦痛」とを結びつけ、「自分が身につけたい行動」を「快楽」とを結びつける必要があります。

成功を「脳」に条件づける方法

自分の人生に変化を起こせるのは、ほかでもない「自分」だけなのだ。

自分をその気にさせるには、以下の3つの信念を身につける必要があります。

  • 絶対に変わらなければならない。
  • 自分の力で変えなければならない。
  • 自分は変わることができる。

ひとつの質問が人生を支配する

適切な質問が人生の質をきめる。

「脳」を適切に使うための鍵が「質問」なのです。適切な質問を行うことで、3つの効果が得られます。

  • 「焦点の当て方」を変えることができる。
  • 不要な考えは「即削除」することができる。
  • 「自分にとってできることは何か」だけを考えることができる。

運命が好転する言葉の力

言葉には、私たちの気持ちを魔法のように変化させる力がある。

普段使っている言葉(自分の気持ちを表現するために使っている言葉)を変えるだけで、たちどころに考え方、感じ方、生き方を変えることができます。
言葉遣いを変えることで、経験の意味合いも変わってきます。だからこそ、感情の状態を表現する言葉は慎重に選ぶ必要があります。

「感情」は人生の羅針盤

感情は「目的達成のために取るべき行動とは何か」をしめす”心の羅針盤”

たいていの人が避けようとする感情は、実はあなたを「行動へと駆り立てる力」になります。

  1. 不快   ー 「視点がずれている」というシグナル
  2. 恐怖   ー 「何かに備えよ」というメッセージ
  3. 傷心   ー 「期待を裏切られた」という喪失感
  4. 怒り   ー 「ルール、規範が侵害されたという怒り
  5. 欲求不満 ー 「自分ならもっといい結果が出せるはず」
  6. 失望   ー 「裏切られた」時に感じる”圧倒的な感情”
  7. 罪悪感  ー 「同じ間違い』を犯さないために手を打つ
  8. 無力感  ー 「今のスキルは、必要なレベルに達していない」
  9. 重圧感  ー 「自分の最優先事項を考え直せ」というメッセージ
  10. 孤独感  ー 「人とのつながり、絆を築け」というメッセージ

まとめ

信念に適した決断をし、うちに秘めている感情と言葉の力を最大限活用することが、自らが変わりたい姿へ到達するための近道になります。

自分も感情と言葉を意識するようになってから、自分の中に秘めた力を信じれるようなり、自分の変わりたい姿をめざす意欲がわいてきました。

手に取って一読されることをおすすめします。

この記事を書いた人

田嶋健一

「自分らしい人生を送りたい」というコンセプトで、自分が心地よく感じられることに日々取り組んでいます。

ブログでは普段から気になっていることを紹介しています。

ブログを通じて、自分が持っている力を「人のため」に使っていきたいと考えています。