1月23日にRicoh GRでファームウェアアップデート(バージョン3.0)が発表されましたので、さっそくアップデートを行いました。
パソコンやスマートフォンではアップデートというのはよく聞くのですが、カメラでは初めて聞きました。
ファームウェアアップデートページはこちらになります。
(導入方法はこちらのPDFファイルを参照して下さい。)
作業手順は以下の通りとなります。
- ファームウェアアップデートページからダウンロードする。
- アップデートファイルをSDカードにコピーする。
- GRでファームウェアアップデートを実行する。
作業上の注意点は以下の通りとなります。
- リンクからダウンロードされるアップデートファイルは通常のファイル(解凍されていないもの)になります。
導入方法ではzipファイルを解凍する指示がされているので注意して下さい。 - Ricoh GRにて初期化済のSDカードが別途必要になります。
作業する前は無事に終わるか不安でしたが、実際にやってみますとそれほど難しいものではなかったので安心しました。
発売開始後に拡張された機能も数多くあるので、ぜひとも適用してみて下さい。
最後に「ダウンロードサービス/デジタルカメラ関連ソフトウェア:ファームウェア アップデート」ページに記載されていますアップデート内容を引用いたします。
機能拡張内容 《バージョン3.00》
- [撮影設定]の[エフェクト]に、[かすか]が追加されます。
- [キーカスタム設定]に、[AFLフォーカス設定]が追加されます。
AFボタンを利用したときの動作を[マルチAF][スポットAF][ピンポイントAF]から選択できます。- [セットアップ]メニューに[周辺光量]が追加され、[オリジナル][ノーマル]から選択できます。
[オリジナル]を選択すると、銀塩GRと同程度の周辺光量で撮影できます。- [セットアップ]メニューに、[フォルダ名設定]が追加されます。
[連番][撮影日]から選択できます。- [セットアップ]メニューの[ISO感度ステップ設定]が[1/3EV]に設定されている場合、[切り替えシャッタースピード]の設定値が1/3EVステップになります。
- [再生設定]メニューの[RAW現像]に、[アスペクト比]が追加されます。
3:2で撮影されたRAW画像を現像する際に、アスペクト比を[3:2][4:3][1:1]から選択できます。