今回は『21世紀を生き抜く3+1の力』についてご紹介します。
自分が『解きたい』問いを見つけること。
ズームインしたりズームアウトしたりしながら、発想を広げて具体的に考えること。
ひとりでやるのではなく、多様な他者を巻き込むこと。まずとにかくやってみること。
やるからには一生懸命やること。
そして何より、一生懸命努力すれば、結局何でもできるものだと自分を信じることです。
複雑で予測することが困難な21世紀を乗り切るスキルとして、著者の佐々木裕子さんは「考える力」、「共創する力」そして「進化する力」という形でまとめられています。
これらの考え方は未来を生きるすべての人に必要なことではありますが、とりわけ、30代後半以上の年齢の方については特に意識して取り組む必要があると感じます。(40代である自分も当然含まれますが)
この年代の人たちはこのような価値観で生きてきています。
指示されたものを解答する。決められたやり方を言われた通りに繰り返す。人と協力するよりは自分一人で取り組む。やって失敗することを避け、やって成功できることを探す。
発想を真逆にしないと、社会が求め始めたことで、子供のころから「考える力」、「共創する力」そして「進化する力」のスキルを伸ばしている今の10代や20代に到底太刀打ちできないためです。
「考える力」、「共創する力」そして「進化する力」を伸ばすことに早い遅いはないので、今からでも意識をして取り組んでいけば、これからの時代にも対処していけるのではないでしょうか。